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「ピンクとグレー」(著: 加藤シゲアキ)を読みました

読了。

図書館の返却本棚で偶然見かけて、お、これジャニーズの彼の小説じゃんと、お手並み拝見的なノリで。

ストーリーのテンポというかリズムというかがよく、結果思わず2日で読み切りました。それだけ息もつかず読ませるウマい小説だったということです。

ひとつ気になるのが、書いているご本人にとても設定環境が似た(もしくは似ている可能性のがる)キャラクターが主人公なのですが(出身校が同じ、今は芸能人、など)、こういう「あれ?これは本人のことを書いている作品なのかしら?」という引き込み方って、表現としてどう評価されるものなんでしょうか。。。

うがった見方をすると表現としては一種の禁じ手のような気もするのですが、もし作者本人に作中の主人公のような心情が微塵もないのであれば、鑑賞者を完全に世界に引きずり込んだすごい完成度の高い表現・作品であった、とも言えます。

こういう作品は、表現者本人に『つもり』を聞いてみないと本当の意味で鑑賞が完結しないなぁ。

 

ピンクとグレー (角川文庫)

ピンクとグレー (角川文庫)