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「オリエントの嵐―中東現代史」(著: J.ブノアメシャン)を読みました

中東三部作、これにて読了。

「1950年代のアラブ各国は、アラブの統一を目指す一方、国民国家としての独立性を保持したいという相克を抱えていた。この相克につけこむ形で、イスラエルの建国や、石油・スエズ運河利権、東西冷戦といった利害を抱える英仏米ソが中東に介入し、この地域の各種同盟・対立、戦争・動乱につながっていった。」(140字)

むむー、色んな国が独立して登場する数が一気に増えてややこしくなった!
正直一読では、国同士・国内の有力者同士・国をまたいだアクター同士など、色んなレベルで錯綜する協力・対立関係を、一気に飲み下せなかった。

しかしこれが実情なんだな…

本書の後にも各国で革命やらトップの交代やらあって、本書で描かれた構図がそのまま続いているわけではないと思うのですが、色んな対立・協力の事象が現れた時に、これはどの軸によるものか、というのは感知できるくらいにはなってきたような感じがします。

もうちょっと量をこなすと、今の中東の情勢・ニュースが分かるようになりうな予感なので、引き続きこのテーマは追いかけたいと思います。

 

オリエントの嵐―中東現代史

オリエントの嵐―中東現代史