TED TALKS(著:クリス・アンダーソン)を読みました

トークイベントの作り方の参考にと思った一冊でしたが、内容は登壇者のトークの作り方・心構えについて書かれた本でした。

「パブリックスピーキングは聴衆の頭に新しいアイデアを植える贈り物のようなものだ。それを効果的に行うハウツーは色々あるが、最も大事なのは弱さも含めて自分らしくあり、聴衆と絆を築くことだ。知識を統合し、相互理解を深め、世界をよりよくするため、パブリックスピーキングはますます重要になる。」(140字)

そういうつもりで読んだんじゃないのですが、読み終わったらパブリックスピーキングをしてみたくなりました。
特に心に残ったのがこの二節。

「世界を動かす力が自分たちにあるとみんなが自覚しているような未来を、僕は望んでいる。価値あるアイデアの種を植えることは、ひとりの人間が与えられる最高のインパクトだ。なぜなら、アイデアの種がきちんと植えられれば、つながりあった世界の中で、それは自然に広がるからだ。それが現在と未来に影響を与える人の数は限りない。」

「お互いへの深い理解によって人間同士が親しくなるにつれて、人は、お互い大切に思うことをそれぞれの視点で見ることを学ぶだろう。そうなれば壁はなくなり人々の魂はひとつになる。
それはすぐには起きないし、簡単でもない。このような変化には数世代が必要だ。もちろんそれを台無しにするような悲劇もたくさん考えられる。でも、みんながひとつになる可能性は絶対にある。」

さて、自分にギフトとして差し出せるトークのネタ、コアになるアイデアがあるかしら?

うん、きっとある。

一回ちゃんと形にしてみよう。
ぼたもちは棚の下にいる人にしか落ちてこないもんね。

 

TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド