団地の話(編:東京R不動産)を読みました

社会保障政策としての賃貸集合住宅」という概念がうっすら頭に残っていている時に、図書館の特集コーナーで団地×東京R不動産というワードに出くわし完全に「ジャケ借り」した一冊。

 

ちっちゃい本の中に、詩あり、小説あり、対談あり、写真集あり、団地をめぐる様々な表象が詰め込まれたシャレオツな本でした。個人的に一番素敵な作品と思ったのは松田青子さんの二人のユキという女性が登場する小説でした。

 

団地暮らしのイメージアップ作戦の一環としてたぶん作られたんだろうなぁとゲスな勘繰りですが、その目的は十分に果たしていると思います。

 

団地のはなし 彼女と団地の8つの物語

団地のはなし 彼女と団地の8つの物語