2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ブロックチェーンの衝撃(著:ビットバンク株式会社&『ブロックチェーンの衝撃』編集委員会)を読みました

破壊的テクノロジーといわれるブロックチェーンですが、実際どこまで浸透し破壊的影響を及ぼすかは、それを社会インフラとしてどれだけ受け入れられるかという、ユーザーおよび社会制度の側の問題であるようです。

世界正義論(著:井上達夫)を読みました

シリアへの空爆、北朝鮮への対応など、国際社会では何を正義とすべきか考えさせられる場面がとても多い今日この頃、実にタイムリーな一冊でした。

瞬間を生きる哲学<今ここ>に佇む技法(著:古東哲明)を読みました

まだ来ぬ未来のために今を見失うのはもったいない。そもそも時はリニアーに流れるものではなく、瞬間瞬間が不断に生起しているので、未来は今の延長線上にはない。 アリとキリギリスで言えばキリギリスの方が正しかったのか!?

「生きづらさ」について-貧困、アイデンティティ、ナショナリズム(著:雨宮処凛・萱野稔人)を読みました

今から10年前、2007年11月~12月にされた対談をまとめた一冊。非正規雇用ゆえの所属の不安定さ→社会的承認の不足(欠如)→ナショナリズムへの一種逃避という流れがあったことを、実体験も交えつつ解き明かしています。 「終身雇用が崩壊し流動化した日本社会…

観劇のあとさき

演劇は好きなんです。でも終幕後にそそくさと帰るのにはワケがあってだな…

シリア難民(著:パトリック・キングスレ-)を読みました

素晴らしいルポであればあるほど、これが現実に今起きていると思うといたたまれなくなる、そんな本です。 「あるシリア人難民のスウェーデンへの旅程を追いつつ、ヨーロッパを目指す難民が直面する現実を描いた一冊。難民はどれだけ危険でもそれがましな選択…