2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

私はすでに死んでいるーゆがんだ<自己>を生み出す脳(著:アニル・アナンサスワーミー)を読みました

私あるいは自己とはどこからやってくるのか?という問いに、神経科学の知見によって切り込んでいく一冊。 <自己>がゆがむ各種障がいの分析を通じて、では正常に作動する自己とは何をしているのか?何がどう動いているのか?を明らかにしようとする章立ても…

一九八四年(著:ジョージ・オーウェル)、評価の経済学(著:デビッド・ウォーラー、ルパート・ヤンガー)を読みました

お金の未来の本を読んだときに、今後は評価や信用がお金にとって代わっていく、という方向性が示されていました。いわゆる評価経済や信用経済というやつです。 それを目にした時、直感的にそれは息苦しい世の中になってしまうんじゃないかなぁと思ったので、…

”お金”について考える本を読みました

直接の引き金はたまたま入った本屋でたまたま手にしたBrutusの「親・お金の、答え。」がぴったりきたことがきっかけですが、いわゆる”法定通貨”を価値貯蔵・交換手段として求め続けることが今後果たしてどこまで有効なのだろうか?というのはずっとモヤモヤ…